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娘の手術からの学び

執筆者の写真: 田中真美子田中真美子

更新日:2月23日

こんにちは!

豊田市のパワースポット

自分開花サロンBe-jin主宰

内なる調律師 田中真美子です。




実は、先日、娘が手術を受けました。

1週間の入院を経て、無事退院し

あとは、傷口の回復を待つのみの状態です。


一連の出来事で、私自身

めちゃくちゃ多くのことを学んだので

娘の許可を得て、ブログにまとめようと思います。



1.病気が人一倍怖い私

まず、前提として

みなさんご存知の通り、私は、健康オタク

そして、病気が怖い人です。

特に、「手術」はめちゃくちゃ怖いし

極力回避したいもの


手術に対する恐れは子供の頃からで

いかほどかというと

子供の頃、「手術」という文字を

見るだけで、ゾワゾワするほど。


ドラマなどでよく登場する

手術室の、「手術中」のランプを

見るもの怖かった


↓こういうやつねw


そして、おみくじの「病」の欄に

「軽からず」などと書いてあろうものなら

私は重大な病気にかかるんだ!

と泣き出すくらい


今振り返ると、異常な程の

病気や手術に対する恐れがありました。


そこへ来て、父が病気になり

若くして亡くなっているので

やっぱり病気は怖いと

さらに深く刻まれてしまっていたのです。


とはいえ

自分のことは、日頃から気をつけているし

病気になったとしても

西洋医学の他にも、

代替医療のいろんな情報を持っている。

何より、意識が病気を作ると思うようになったので

随分病気に対する恐れは和らいでいました。


そんなとこへ

さらにハイレベルな課題が!


今度は、自分でなく

私ではコントロールできない別の人

つまり娘によって

病気と向き合うという出来事が起こったのです。


解説すると

この時の私は

随分和らいだものの病気に対する恐れは

相変わらずあり「病気は悪」と思っている状態。


だけど、病気になったとしても

対処できる方法をいくつか知っているので

少し安心だよね。

という感じで、まだ、病気に対して

フラットではなかったということです。


2.ことの始まり

ことの発端は、去年(2024年)の4月ごろ

喉が不自然に腫れていることを発見


子供の頃から風邪っぽくなると

扁桃腺やリンパが腫れることが

ちょくちょくあったので

ちょっと様子を見ていましたが

ぽこっとこぶのようになっているし

なかなか腫れが引かないので

近くの耳鼻科に受診


内視鏡で見てみると

何かできているとのことで

大きな病院の受診を勧められました。


この時点で、私の心臓はバクバク

腫瘍?悪性だったらどうしよう?

命に関わる病気だったらどうしよう?

などなど、

一瞬で悪い妄想が膨らみ

それは際限なく広がって行きます。

(今ここにいない状態)


また、当時、娘は居酒屋のバイトをしてて

睡眠や食事が乱れていたり

精神的、肉体的にも大変そうで

私は、心配で、早く辞めてほしいと

思っていました。


そこへ来て、この出来事


ほらね!

やっぱり!

体に負担かけるから!

と思うと同時に

でも、これは、体と向き合ういいチャンスかも!

こんな時なら、娘も話を聞いてくれるかもしれない。

と娘をコントロールしたくなりました。


これまで、育児する中で

子供の意見を尊重することを

大切にしてきた私


子供が決めることについて

口出ししないようにしてきましたが

体(病気)のことになると

自分がコントロールできなくなるんだなと

気づきました。


3.大きな病院受診

そして、迎えた受診日

大きな病院の受診なんてほぼ初めて

受付から会計までシステマチックな流れに

感心しながらも、心の中はザワザワ


鼻からカメラを入れたり

エコーでみた感じでは

悪いものではなさそう

水疱みたいなものだと思う

ということで一安心


「甲状腺腫」と診断されました。


でも、変性の恐れもあるし

タイミングをみて、

手術した方がいいかもしれませんね。

と言われました。


しゅっ手術ですかあ!!!

しかも、喉!

恐ろしすぎる!!


これは、あらゆる手立てを使って

なんとか手術を回避せねば!

手術を引き延ばし

まず、バイトを力づくでも辞めさせて

あの人とあの人に相談して

あのサプリもいいかも

などなど、

やることリストが瞬時に浮かび

頭の中は大忙し


ところが、当の本人はそんなことより

その日の午後から予約している

ネイルサロンに間に合うかどうかが

目下の問題


遅刻すると、全額払わないといけないし

今日を逃したら、次はいつ予約が取れるか

わからないからと

時間ばかり気にしていました。


そして、

甲状腺腫については手術で取れるなら

取っちゃいたいという

私にしたら安易な考え


私は、もう!

ことの重体さをわかっていない!

全身麻酔だってリスクあるし

できたから取ればいいって

簡単なもんじゃないんだよ!

と思いつつも

かといって、

深刻になってほしいって訳でもないしなと

複雑な気持ちでした。


4.手術を決めるまで

とにかく、

手術が回避できるかもしれないので

いろんなことを試してみようと思い


本を勧めてみたり

サプリを勧めてみたり

水素を勧めてみたり

良い話をしてくれそうな方の話を聞く

機会を作ってみたり

施術に連れていってみたり


思いつくことをいろいろやってみたけど

一切響かず・・

サプリなども、続かず・・

悶々とした日々を送っていました。(私が)


そんな時、この出来事は

私に、何を伝えようとしているのか?

という視点を思い出し

紐解いていくと


師匠の

「私たちが病気を治すのではない。

病気が私たちを治すのだ。」

という名言通り


病気は悪

手術は悪

という私の価値観があることに気づきました。


手術が怖い。だめだと思っているのは

私かぁ・・と思い

改めて娘に聞いてみると、

別に怖くない

さっさと取って早く治したいとの返事


え!?

そうなの?

手術怖くないってことあるの?

と、本当にびっくり!


ちなみにと思って夫にも聞いてみると

早く取ってしまった方がいいとの返事


これまたびっくりすると同時に

やっぱり、私の価値観なのね

ということが腑に落ち

本人が望むなら、手術を受けるのが

いいのかもしれないと思えたのです。


問題を作り出していたのは私で

なんとかしないといけないのは

娘の行動ではなく

私の内面、つまり、

手術は悪、病気は悪と

定義していることだったのです。


すると、面白いことに

この辺りの私の内面の話は

一切していないのにも関わらず

私の考え方が変わった瞬間

娘の態度が私を受け入れる感じに

変わったのです。


これが

「心が変われば現象が変わる」

ってことねという

わかりやすい体験でした。



5.手術

そして、成人式を済ませ

学校の休みに合わせて

先日手術を受けたわけです。


手術や麻酔の同意書には

怖いことがいろいろ書いてあるので

私は読まず、本人が全て準備しました。

(もう成人なのでね)


手術の時間は当日にならないとわかりません。

家族は、連絡が取れるようにだけしておいてください。

終わったら、連絡しますので。

と言われ、

ドラマでよく見る

手術室の前で待つイメージのある私は

(30年前の父の手術の時はそんな感じだった)

そんなあっさりしてるんだとびっくり


そして、手術前日に入院

さすがに入院したら緊張してくるかなと

聞いてみると

なんともないとのこと!

本当に、感覚の違いにびっくりです。


いよいよ、当日

何時からってことも結局知らされず

「そろそろ行きます」

という娘からのライン連絡のみ


大丈夫とは思いながらも落ち着かず、

瞑想したり掃除したりして、

時間が経つのを待ちました。


そして、終わる時間を見計らって病院へ

少し病室で待つと、手術を終えた娘が

戻ってきました。

まだ、麻酔でぽわーっとしている中の

第一声は

「お腹すいた・・」

もう、ここまでくると、笑えてきます。


痛み止めも1回使っただけで

順調に回復し、

本当に退屈そうな入院生活も終わり

元気に帰宅しました。


6.まとめ

後々聞いてみると

手術前も、本当に怖くなくて

知らないうちに終わり

目が覚めたら、病室で寝ていた

という感覚だったそう。


娘にとって手術は別に大事ではないんだな

ようやくわかりました。


そして、このことを

ある方にお話ししたところ

その方も、何回も手術しているし

100針くらい縫う大怪我してるけど

娘と同じ感覚で、

別に何も怖くないとおっしゃっていて、

今もめちゃくちゃ元気。

やっぱり、出来事に対しての感じ方は

人それぞれなんだなと思いました。


結局、これって魂が決めてきたことで

魂にとっては予定通りだから

なんの心配もないわけで

それに対して、他人がどうこう言おうと

魂の予定は変わらないってことなんだなー

 


私も、公務員を辞める時

他の人から、いろんなこと言われたけど

気持ちは変わらなかったし


頭で考えたら心配なことも

なんかわからないけど大丈夫な感じで

あれこれ悩んでも答えは決まってる

っていう感覚だったから

きっとそれと同じ感じなんだろうな。


つまり、娘は予定通りの体験をしているだけで

そこには何の問題もない。

私が1人で問題だと思ってハラハラしていただけ。


そして、私もまた、そこで、ハラハラし、

学びを得るという予定通りの体験をしていた

ということなんだなーと、

しっかり肚落ちしました。


そしたら、本当にスッキリ!

4月から1年近くかけて学んできた

壮大なドラマは幕を閉じました。


体を張っていろいろ気づかせてくれた娘に

感謝です。


目醒めのセッションでは

このように人生で起こる出来事を教材として

人生の仕組みを体感覚として落とし込んでいきます。


それによって、出来事に翻弄されなくなり

人生を200%楽しめるようになります。

ご興味ある方お待ちしています。


【前回の記事】


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自分開花サロン Be-jin(びーじん)

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