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執筆者の写真田中真美子

怒りの感情を持ってはいけないのか?

こんにちは!

美と健康サロンBe-jinの田中真美子です。


最近、立て続けに「感情」について

考える機会があったので

まとめてみたいと思います。



1.感情はコントロールできないもの

人間なら誰しも持つ感情

人間が人間らしくいるために必要なものですよね。


でもなぜか

悲しみ、苦しみ、憎しみ、恨み

妬み、怒り、不安など

できれば感じたくない感情のことを

「負の感情」と表現し

よくないもののようなイメージをし

持ってはいけないように感じてしまいます。


でも、感情って感じちゃうもの


怒れることは怒れる。

楽しいことは楽しい。


ごくごく自然で

ごくごく当たり前のこと


感情をコントロールしようとしなくていい

というより、

コントロールするのは無理なのです。


2.負の感情の役割

負の感情も必要なものです。


例えば、恐れがなかったら

生命の危機を感じられず、

命を落としてしまうかもしれません。


怒りがあるから、前に進めたり

悲しみがあるから、人に寄り添えたり


負の感情にも役割があります。



3.感情を消化する


ボディートークには

過去の未消化の感情が体に残っていて

何らかの影響を与える場合があるという

考え方があります。


何か出来事が起こる時

同時に感情も発生しますが

感情を感じきって消化することで

その経験が知恵となり、財産になるのです。


でも、感情が消化されずくっついていると

そのことを思いだすたびに古傷が痛みます。


「いついつ、こんなことがありました。」

が正解の記憶の保存方法で


「いついつ、こんなことがありました。」

のあと

「辛かったです。」

と言いたいくなったり

その時の感情が蘇ってくるのは

まだ感情が消化されていない証拠です。


よく、子供が。「わー!!」と泣いて

ケロッと、笑うことありますよね。


これは、泣いて、感情を消化したから

次に進んでいるのです。


大人はそれを見て、反省が見られないと

言いたくなりますが、それはNGですね。



4.私の感情の特徴

自分の感情を分析してみようと思います。


私は、

あまり感情的ではないように見られますが

感情を揺さぶれることは多々ありますし

もちろん怒れることもあります。


ただ、私は、多分、怒りの感情は少なくて

それより、悲しいとか、悔しいとか

っていう感情が多い気がします。


例えば、私にとっては

約束をすっぽかされるとか

毎回遅刻される(待たされる)

とかが怒れるポイントですが

その時は、怒りというより

自分を軽く扱われたような

悲しさの方を感じます。


悲しみの表現って

怒りのように

わーっと発散するより

静かに、ズーンとする感じなので

他の人にはわかりにくいかもしれませんね。


あと、

喋るのがゆっくりらしい(自覚なし)のと

頭の回転も、遅いので

捲し立てて怒るってことができない。

喧嘩すると、

絶対言いくるめられる自信がありますし(笑)


子供達は、

ママに怒られた記憶はないと言うくらい

怒りを表現してないようです。


それから、職業柄

怒りを与える存在の人が

なぜ、そういう行動をするのか

どういう経験がそういう人にさせたのか

って方に興味が向いていて

当事者目線というより

物事を客観的に見ていること


50年以上も生きてると

いろんなことがありすぎて

ちょっとやそっとのことじゃ

動じない図太さが身についてしまっていること


これらのことが、

いつも冷静に見られる所以でしょうか。



5.怒りの扱い方

ということで

感情の感じ方は人それぞれ


どの感情を感じやすいか

どの程度の状況で感情を感じるか

どの程度表現するか

三者三様です。


怒れる人は怒ればいいし

泣きたい時は泣けばいいと思うのです。


とはいえ

感情の振れ幅が大きいと

体力を消耗するし

周りにも影響を与えてしまうので

なるべく穏やかに過ごしたいですよね。


ことに怒りという感情については

こんなことで怒るなんて

大人気ないなとか

小さい人間だなとか

怒ってしまう自分を責めがち


エイブラハムの感情の22段階でも

自己卑下は、怒りよりも

エネルギーが低いですから

自分を責めるくらいなら

怒っていた方がいいことになります。


素直に怒って、消化するのが一番健全ですね。



怒りの消化の仕方は

誰かに話す。(場所と相手は選ぶこと)

紙に書き出すなど

普通に怒りを表現する方法のほか


怒ってる自分を認めてあげること。


怒ってる小さい子供に

おばあちゃんが声をかけるようなイメージで


目を細めて、

頭を撫でて、

よしよし、怒れちゃったんだね。

というイメージで、

自分をよしよししてあげる。


怒ってる自分も全肯定する。


人間て、わかってほしい動物だから、

わかってもらえた時

いろんな問題が解決するのです。


そして、自分が満たされてくると

だんだん負の感情が少なくなり

愛とか感謝とか喜びとか

心地よい感情が大きくなっていきますよ。


少しずつ、少しずつ

ハッピーな人が増えていくといいな。


最後までお読みくださり

ありがとうございました。


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