こんにちは!
美と健康サロンBe-jinの田中真美子です。
私は、
自己肯定感ってすごく大切だと思っていて
いつかまとめようと思いながら
自分の中で考え方の整理ができなくて
なかなか書けなかったのですが
なんとなく書けそうな気がしてきたので
書いてみることにします。
1.自己肯定感とは
日本人の子供は自己肯定感が低いと言われます。
自己肯定感
つまり、自分を肯定する力?
なんとなくわかるようなわからないような・・・
今日は、私の解釈を
説明していきたいと思います。
自己肯定感は
自分で育む、個人的自己肯定感と
人との関わりの中で育まれる、
社会的自己肯定感から成り立ちます。
そして、自己肯定感ではないけれど
自己肯定感に大きく影響する要因として
地面があります。
木に例えるとこんな感じです。
地面=環境
根や幹=個人的自己肯定感
葉=社会的自己肯定感
根っこや幹は、自分の努力で
育てることができますが
地面は自分では選べないし
葉は自分では育てることはできません。
それぞれを順番に見ていきましょう。
2.地面=環境
まず、地面です。
木が生えるには、必ず地面が必要です。
軟弱な地盤だとしたら
かなりしっかり根っこを張らないと
倒れてしまいます。
水のない砂漠なら、
少量の水を効率よく吸収したり
どこかに蓄えるシステムが必要かもしれません。
(サボテンは霧の中の水分を
トゲに蓄えているそうですが
そういうことですね。)
木にとっての地面は、人間で言うなら環境です。
どんな国のどんな親の元に生まれるかで
自己肯定感の木の育て方は全く違います。
食糧のない環境に生まれたら
栄養がなくて、根っこを育てるのが
とても大変でしょう。
また、物質的には豊かな家庭だったとしても、
親から愛情が得られない環境だった場合は
かなり強固な根を張らないと
木が成長できなかったり
大きくなったとしても
倒れてしまいます。
そして、地面は自分では選べません。
種が飛んで、たまたま落ちた場所が
自分の地面になります。
地面が頑丈か
水が適度にあるか
(多すぎても少なすぎてもダメ)
日当たりが良いか
などなど、条件はとても大切です。
人間にとっても
食糧、風雨の凌げる家、温かい家庭など
基本的な条件が揃っているかどうかで
木の育ち方や育て方は
全く変わってきます。
3.根と幹
次が、根と幹です。
根っこと幹は木の土台となるものなので
しっかり育てる必要があります。
根や幹がしっかりしていれば
木が倒れることはないし
大地からの養分をたくさん葉に
届けることができます。
根や幹は個人的自己肯定感を表します。
これは、比較を伴わない
絶対的で無条件な自尊感情で
これは、自分で育てる部分
むしろ自分でしか育てられない部分です。
個人的自己肯定感とは・・・
・できない自分
・情けない自分
・不安な自分
全てOK
できるできないではなく
ありのままの自分を受け入れられること
自分の存在自体が既に素晴らしいと
思えること
なのですが・・
これが、実に難しい。
なぜかと言うと
私たちって、常に誰かと比べられてます。
生きている以上
人と関わる必要があるので
仕方ないのですが
その中で、絶対評価をすることって
至難の業です。
でも、これができるようになると
生きるのが楽になります。
もしかしたら、最初は
諦めに近い部分も
あるのかもしれません。
これが、私なんだからしょうがないや
みたいな・・
でも、それが成長していくと
いい意味での諦め=受容になっていきます。
ああ。これが私ね。
できないこともいっぱいあるけど
唯一無二の、大切な存在なのね。
と言う感じです。
なんでもできるようになると言う
ことではないのです。
そして、この部分は
地面の部分で触れたように
生まれた環境に大きく左右されますので
幼少期、褒められて育った人は
かなりアドバンテージがありますし
問題のある家庭で育った方は
乗り越えなければいけないことが
多いかもしれません。
4.葉
最後が葉です。
葉は、根が大地から吸った養分と
太陽からのエネルギーで
育ちます。
当然、根や幹がないと大地からの
養分が届きません。
つまり、根や幹があっての葉です。
葉は人間で言うと、社会的自尊感情です。
これは、自分が役に立てているという感覚で
他者との比較や評価によって変化するものです。
例えば、何か頑張ったことに対して
他者から、良い評価が得られたり
お礼を言われたりすると
社会的自尊感情は大きくなります。
5.葉と根は連動している
それぞれの部分の役割を説明してきましたが
それぞれの部分は繋がっています。
根から取り込んだ大地の栄養が
幹や枝を通って葉にいきます。
逆に、葉で光合成をして得られた
エネルギーが幹や枝、根にいきます。
お互いエネルギーをやり取りして
葉も根も同時に成長していくのです。
同じように、
私たちの個人的自己肯定感と
社会的自己肯定感も連動しています。
社会で活躍できれば
当然、社会的自己肯定感と同時に
個人的自己肯定感も育つでしょう。
ただ、バランスが大切です。
根や幹が十分成長していないのに
枝葉ばかり大きくなってしまうと
倒れてしまいます。
先に個人的自己肯定感をしっかり育てると
何かあっても、どっしり揺るがない自分に
なることができます。
6.自己肯定感が育まれるとどうなる?
最後に自己肯定感が育まれると
どうなるのかをお伝えします。
自己肯定感が育まれると
根拠のない自信が湧いてきます。
自信ある人って、
何か嫌な人って感じがするけど
自信とは、自分を信頼すること
と書いて自信です。
これができるから私ってすごい!
っていう自信ではなく
できるかどうかわからないけど
できなかったとしても、私は大丈夫
また、チャレンジすればいいし
どうにかなるかもしれないし
どうにかなるまでやるしかないし
これが根拠のない自信です。
私は、幸せな人生を生きるアイテムで
この根拠のない自信が最強だと思っています。
ぜひ、皆さんもゲットしてくださいね。
【参考にした本】
自己肯定感の教科書 中島輝著
自己肯定感を高める ポジティブ心理学 成瀬まゆみ著
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